攻撃力0のケプラーやコペルニクス、ゴッドレイジ等をサーチできます。
特に初動となるケプラーをサーチできる点は優秀です。
が…
素直に採用できないような要素がいくつかあります。
その1 メインフェイズ1の開始時しか発動できない。
メインフェイズ1の開始時(メインフェイズが始まってカードを何もプレイしていない状況)にしか発動できないためターン1はついていないですが、実質1ターンに1枚しか発動できません。
また、闇の誘惑や強欲で貪欲な壺で引いてもそのターンは使えないためドロソとの兼ね合いが難しいところです。
その2 ライフが半分になる
ピリレイスの地図でマイナス4000、ビルガメスの効果とアビスラグナロクのP効果でマイナス2000されると残りライフは2000。もはや風前の灯火です。
ゴッドレイジのP効果でアビスラグナロクの1000ダメージを0にした場合はのこりライフ3000でギリ耐えられそうですが、次のターンに契約書で自爆したりアビスラグナロクのP効果が使えなくなってしまうといった事態が予想されます。
ライフ半分はコストではないため、灰流うららで無効にされてもライフが減らないのは良いですね。
その3 召喚しないとカードの効果を発動できない。
サーチしたカードは召喚しないと効果を発動できず、またスケールにセッティングすることもできません。
なのでレベルの高いゴッドレイジやニュートンはサーチ先としては向いておらず、主にケプラーかコペルを持ってくることになります。
問題なのはケプラーか地獄門とピリレイスの地図を同時にひいてしまった場合
例えばケプラーラミアピリレイスの地図の3枚の場合、ケプラーに召喚権を使ってしまうとピリレイスの地図でサーチしたカードの効果を使えなくなってしまいます。
コペルをサーチしてスワラルを落として、ケプラー特殊召喚といった動きもできますが、盤面はあまり強くありません。
ケプラー、地獄門と同時に引いてしまうとバリューが落ちてしまうのが難点だと思います。
結局ピリレイスの地図はどうなの?
ピリレイスの地図の懸念点はいくつか存在していますが、ケプラーサーチが理想展開の確立を上げるのは確かです。
相手がなにもできないように封殺してしまえばライフが減っても問題ないという考え方もできるので、先行制圧に特化した構築であれば強いのでは?という印象ですね。
こればっかりは使ってみないと分からないね
DDDデッキにピリレイスの地図を何枚採用しますか?
— DDD研究所®︎ (@DDD52098855) 2021年6月13日